ラブドールの口開閉機能とは?オーラルヘッドの種類・特徴を解説

ラブドールの口開閉機能とは?種類・特徴

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ラブドールのオプションのひとつに「口開閉機能(オーラル機能)」がありますが、初心者の方には少し分かりにくく、迷いやすいポイントだと思います。

見た目のリアルさに影響する重要なオプションである一方、種類によって使い勝手やメンテナンス性に大きな差があり、よく分からないまま選んでしまうと後悔する可能性も……。

そこで本記事では、ラブドールの「口開閉機能(オーラル機能)」について、種類ごとの特徴や選び方のポイントを分かりやすく解説します。

ドール選びの参考にしてください。

ラブドールの口開閉機能(オーラル機能)とは?

Real girl 口開閉機能

ラブドールの口開閉機能(オーラル機能)とは、その名の通りドールの口部分が可動し、開閉できる構造のことを指します。

口内には「舌パーツ」や「歯パーツ」が取り付けられており、喉奥には一般的なオナホールと同様に凹凸加工が施されているのが特徴です。

舌パーツや歯パーツには柔らかい「シリコン素材」を使用。そのため、プレイ中に歯や舌に当たっても痛みを感じることはありません。むしろ、ほどよいアクセントとなり、心地よい刺激を与えてくれます。

この口開閉機能により、ラブドールの表情がよりリアルに感じられ、臨場感のあるプレイが楽しめます。

従来のラブドールヘッドは口が固定されたタイプが主流でしたが、最近は口を自然に開閉できるリアル志向のヘッドが増えています。


オーラルできるヘッドの材質

オプションTPEヘッド軟質シリコンヘッド硬質シリコンヘッド
オーラル機能あり(挿入口)
模擬口腔
口開閉機能(可動式顎関節)
ROS機能(模擬口腔+顎関節)
電動オーラル機能

口開閉機能のオプションを選択できるのは、ヘッドの素材が「TPE製」または「軟質シリコン製」の場合に限られます。

「硬質シリコンヘッド」には口開閉機能を追加することはできないので注意。

TPE製や軟質シリコン製であっても、すべてのヘッドに口開閉機能を付けられるわけではありません。メーカーごとに対応するヘッドが異なるため、事前に対応ヘッドを確認することをおすすめします。

オーラル機能付きヘッドの種類・特徴

オーラル機能付きのヘッドにはさまざまな種類があり、口内をリアルに再現したタイプや、顎関節を搭載し口を開いた状態で固定できるタイプなどがあります。

オーラル機能付きヘッド:種類

  • オーラル機能あり(挿入口)
  • 模擬口腔
  • 口開閉機能(可動式顎関節)
  • ROS構造(模擬口腔+口開閉機能+テクスチャ加工)
  • 電動オーラル機能

各メーカー・販売代理店によってオーラル機能の表記がバラバラなので注意。

「オーラル機能あり」と「口開閉機能(顎関節)」は、名前は似ていますが、全く別のオプションなので注意。

オーラル機能あり(挿入口)

色気美人 Mion 06

オーラル機能あり」と表記されているラブドールは、基本的に口に挿入可能な穴があり、オーラルプレイに対応した構造を意味します。

多くのメーカーで採用されている一般的な仕様です。

ただし、口元はやや開いた状態の簡易な作りで、内部構造もシンプルなことが多いです。また、顎関節が搭載されていないため、口の開閉や表情の保持はできません。

基本的には、口元にただ穴が開いているだけの状態です。

模擬口腔(リアル口腔)

LACE DOLL ROSヘッド

模擬口腔」とは、人間の口内構造をリアルに再現したオーラル機能のことを指します。

口内には柔らかな「舌パーツ」や「歯パーツ」、さらには粘膜を模した凹凸テクスチャーが施されており、挿入時にリアルな刺激を味わえるのが特徴。

視覚的にも本物に近く、キスや舌を使ったプレイとの相性も抜群。

ベロの上や口内にヒダ加工が施された「プレイ特化型のヘッド」もあります。

口開閉機能(可動式顎関節)

口開閉機能」とは、ラブドールのヘッド内部に可動式の顎関節が組み込まれた構造を指します。この機能により、口を自然な形で開閉できるほか、開き具合を自由に調整し、好きな位置で固定することが可能です。

口元にリアルな動きを持たせることで、プレイ中の表情演出や撮影の幅が広がるのはもちろん、オーラルプレイ時の没入感も大幅に向上。

口元での愛撫をより本格的に楽しみたい方におすすめのオプションです。

ROS構造(模擬口腔+口開閉機能+テクスチャ加工)

Irontech doll 口開閉機能

ROS構造」とは、「模擬口腔」と「口開閉機能(可動式顎関節)」の両方を搭載した高機能なラブドールヘッドを指します。

ROSは「Realistic Oral Structure」の略。

35~50万円クラスの高級ラブドールを扱うメーカーの多くは、この「ROS構造」を標準採用しています。

リアルな舌や歯、粘膜を模した凹凸などを備えた精巧な口内構造に加え、口の開閉を自然に再現し、好みの角度でしっかりと固定することが可能です。また、口内のメイクも丁寧に仕上げられており、色味は実在の人間に近い自然な肌色に調整されています。

見た目のリアルさと実用性の両立に優れており、オーラルプレイや写真撮影において非常に高い没入感を得られるのが特徴です。

個人的に一番おすすめのオプションです。

臨場感あるプレイを楽しみたい方は、このROSヘッドがおすすめ!

電動オーラル機能

↑音が出ます。注意

電動オーラル機能」とは、ラブドールの口内に内蔵されたモーターが自動で動作し、リアルな口内プレイを再現する機能です。

エアポンプで内部の空気圧を変化させて伸縮運動を行い、強い吸引力を発生させる「口腔吸引機能」が主流。また、振動や前後のストロークなど、人の動きを模倣したリアルな刺激が得られるドールヘッドも登場しています。

手動では再現しにくい繊細な動きにも対応しており、臨場感のある体験を求める方に人気。

オーラルヘッドを選ぶ際の注意点

オーラル機能:メリット
  • 見た目がリアル
  • オーラルプレイに対応
  • 没入感のあるプレイ体験が得られる
  • 表情を変えられる
  • 撮影の幅が広がる
オーラル機能:デメリット
  • 破損のリスク・耐久性の問題
  • 清掃・メンテナンスがやや手間
  • 追加料金の発生
  • あまり実用的ではない

口開閉機能付きのラブドールは非常にリアルで魅力的ですが、いくつか注意点があります。

破損のリスク・耐久性の問題

口開閉機能付きのヘッドは、可動部分が多いため、通常のヘッドに比べて破損のリスクが高いです。

プレイ中に激しく動かしたり、開閉動作を繰り返すことで素材に負担がかかり、口元にひび割れや裂けが生じることがあります。

口元は特に裂けやすいため、無理な力を加えず丁寧に扱うことが大切です。

清掃・メンテナンスがやや手間

内部構造が複雑なため、清掃やメンテナンスに手間がかかるのがデメリットです。

定期的なメンテナンスを怠るとカビや異臭の原因になるため、使用後は内部まで丁寧に洗浄する必要があります。

口元が裂けやすいため洗浄時は気を遣う必要があり、ややストレスに感じることも。専用クリーナーや乾燥スティックがあると便利です。

追加料金がかかる

メーカーにもよりますが、基本的に「口開閉機能」を付ける場合は追加料金が発生します。

価格は+約1~3万円ほどで、「電動オーラル機能」を追加する場合はさらに高額になります。

コストを抑えたい方は、機能の必要性をよく検討したうえで選ぶことが大切です。

あまり実用的ではない

口開閉機能付きのラブドールは見た目はリアルですが、実際のプレイではやや使いづらい面もあります。

開口部が小さく奥行きも浅いため、スムーズな挿入が難しいです。また、構造的にも人間の口のような柔軟さや吸引力を再現するのは難しく、物足りなさを感じる方も多いです。

ぶっちゃけコスパはあまり良くありません。口開閉機能は表情を変化させるための「撮影向けオプション」と考えるのが良いでしょう。

まとめ

ラブドールの口開閉機能は、オーラルプレイを楽しめる点で非常に魅力的なオプションです。

しかし、破損のリスクやお手入れの手間も伴うため、購入前にはしっかりと特徴を把握することが大切です。

用途や予算に応じて、見た目だけでなく実用性にも注目し、自分に合った最適なヘッドを選びましょう。

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